先日(7月18日)京都府立植物園へ行ったら面白い花を見つけてきたので紹介します。

 それがこちら。
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 直径が2㎝ほどの真ん丸玉の周りをスパイクが四方八方に飛び出していてウニのようです。
 名前はタマガサノキ。別名アメリカタニワタリノキとあるように原産は北アメリカ。タニワタリノキという別の種があることがうかがわれます。

 これは面白い花を見つけたと写真を撮り終え歩いていると、離れたところでまた似たような花に出くわしました。
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 同じものかと名札を見るとこちらはシマタニワタリノキとあります。上のタマガサノキの別名がアメリカタニワタリノキとあったので同じ仲間のようです。では肝心のタニワタリノキはないのか気になる所です。
 調べるとタニワタリノキは九州南部、中国南部、インドシナに分布するようです。花期は8~9月とあり、例え植物園にあったとしても今花は見られないことになります。写真で見る限り花の形態はほとんど同じようです。
 シマタニワタリノキはタニワタリノキと同じアカネ科タニワタリノキ属の種で中国、韓国済州島原産。それが名前の島の由来のようです。一方上のタマガサノキはタニワタリノキ属とは別属ですがアカネ科ということでは共通の仲間です。写真をみても花の形はそっくりですが、タニワタリノキ、シマタニワタリノキが常緑なのに対してタマガサノキは落葉樹のようです。
 これらは花の形から(?)人工衛星の木とも呼ばれるようです。といってもこの形から人工衛星を思い浮かべるのはかなり困難、ソ連の世界初の人工衛星スプートニクを知っている世代だけかもしれません。今の時世ではコロナウイルスが思い浮かんでしまいます。

 今回は花の形態が特徴的なタニワタリノキの仲間たちの紹介でした。