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  雨上がりの朝、狸谷から瓜生山に登っている途中目を上げると木の間に蜘蛛の巣がきらきら輝いていました。巣の主は留守のようです。

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 色づき始めた柿の葉に光が当たり輝いていました。空は深い青色。

(10月7日)


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 狸谷に向かう道の脇に目立つ紫の豆が生っていました。ツル性の植物で、アケビのような三葉が特徴的です。帰って調べるとノササゲらしい。ササゲは食用に栽培される小豆の代用ともされる植物。それと似た野のササゲといった命名でしょうか。食用となるわけでもないらしいが色が綺麗です。

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 今年初のナラタケが生えていました。もう少し早くに出るナラタケモドキとよく似ていますがナラタケは柄にツバがあるので区別できます。大量に採れる食菌です。

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 上で紹介した柿の葉の紅葉もさらに進んできました。柿の葉は真っ赤にはなりませんが、木により、同じ木でも葉っぱにより色付きに個性があります。
 
(10月14日)
 

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 見慣れない赤い実が成っていました。常緑の葉と顕著な葉脈が特徴的です。調べるとシロダモのようです。クスノキ科の常緑高木。名前を知るとちょっと親しくなれた気になります。実からは油や蝋燭用の蝋が取れたようです。

(10月16日)


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 瓜生山の山中に一本だけ柚子の木があります。隔年で実をつけますが今年は成る年です。高いところになっているので採るのが大変ですが、今年初収穫です。柚子胡椒のようなものを作ってみました。良い香りです。オレンジの実は柿の実。こちらは渋柿なので皮をむいて干し柿にします。こうした果物が成る木があるというのも人里近くの山ならではのこと。

(10月29日)