京都は日本有数の古都であり、有形無形の観光資源が豊富です。しかし、桜の時期、紅葉の時期、お祭の時期など特定の時期に観光客が集中するために、それ以外の時期にも観光客を呼び込もうと行政、民間とも必死です。新たな観光の目玉とすべく、いままでにない行事がつぎつぎと企画されます。そうした思惑で始まったであろう行事が表題の京の七夕です。
 七夕といえば7月7日と思いきや、暑さの一番厳しい8月初旬(とりわけ京都の暑さは格別です)、祇園祭も終わったこの時期に行われます。旧暦の七夕という、もっともらしい理由です。今年は6回目となるそうですが、知名度としてはどうなんでしょうか。

 堀川沿いをメイン会場として、鴨川や幾つかの寺社を巻き込んで様々な行事が行われています。8月8日、偶然通りかかった鴨川で撮った写真を紹介します。
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 四条大橋。

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 四条大橋から三条方面を望む。

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 これも四条大橋脇から三条にかけての鴨川河川敷の風景です。

 この付近はいつでも賑やかですが、七夕の飾りつけ(白いLEDの光)がさらに賑やかさを増しています。 
 通りかかったついでに撮ったもので写真はこれだけですが、堀川会場では様々なイルミネーションが見られますし、二条城ではプロジェクションマッピングも見られます。興味があるかたは検索してください。たぶん?来年も行われるでしょう。