先日(3月30日)天気がいいので思い立って沢ノ池を歩いてきたのでそのときの写真をご紹介。 
自転車で鷹峯まで行き、紙屋川沿いの林道の適当なところで乗り捨て歩き始める。
鷹峯は京都の北西、金閣寺のさらに北側、本阿弥光悦が移り住んで開けた場所。光悦寺や源光庵などでも知られたところ。紙屋川というと北野天満宮あたりを流れる街中のコンクリートで護岸された都市の淀みのように思うかも知れないが源流部はこれから向かう沢山に源を発する清い流れ。
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沢ノ池は江戸時代に作られたため池ですが、市街地から近い割に周囲を山で囲まれた別天地。意外なことに車でいけます。しかし高雄の奥、北山杉の産地、中川から細い林道をたどってくる必要があります。この日も車が止まっていて2人ほど釣りをしている人がいました。
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池の脇の水溜りには期待通りヒキガエルの卵塊と孵化したばかりのおたまじゃくしが見られました。持参した熱いお茶を飲み、よく晴れて気持ちの良い池の風景を楽しんだ後、沢山(516m)を通る周回コースをたどり帰路に着きました。
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林道沿いの斜面にさくショウジョウバカマ

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赤線がこの日歩いたコース。